三味線は 三味線の種類によって弾く曲が変わります。細棹は長唄や端唄、中棹は民謡や地歌、太棹は津軽民謡や義太夫を演奏します。(民謡の曲によっては、細棹で演奏することもあります)種類や材質別に演奏ジャンルをまとめましたのでご覧ください
※撥の種類には、他にも象牙や半象牙撥などがありますが、それぞれの三味線の種類にあるようなのでここでは表記しませんでした。通常、『長唄用』『民謡用』などと表記してありますので、購入される場合はお店で聞いてみてください。
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三味線は 三味線の種類によって弾く曲が変わります。細棹は長唄や端唄、中棹は民謡や地歌、太棹は津軽民謡や義太夫を演奏します。(民謡の曲によっては、細棹で演奏することもあります)種類や材質別に演奏ジャンルをまとめましたのでご覧ください ※撥の種類には、他にも象牙や半象牙撥などがありますが、それぞれの三味線の種類にあるようなのでここでは表記しませんでした。通常、『長唄用』『民謡用』などと表記してありますので、購入される場合はお店で聞いてみてください。
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三味線は、日本の伝統楽器です。
しかし、今では材料は海外からの輸入されています。 例えば、音に一番影響のある皮。これは、 タイやベトナムから輸入していることが多いです。 三味線の皮は、猫や犬の皮を使用しています。 細棹、中棹、太棹では、丈夫で力強い音が出る犬皮を中心に使います。 猫は上品な透き通った音が出ますが、薄くて弱いため端唄や長唄で使う「細棹」で使うことがあります。 猫は交尾前のキズのないメスのお腹の部分。犬は肩の部分の皮を使います。 猫皮の場合、皮に乳首の(写真参照)があるのですぐ見分けることができます。 乳首の跡が4つ付いていることから四つ皮と呼ばれます。 また、材料の『木』も海外からの輸入です。 紅木は、インド。花梨や紫檀は インド や 東南アジア からの輸入しています。 さらに、撥や駒などに使うに使うべっ甲や象牙も輸入してます。 これらは、ワシントン条約で規制されているため年々価格が高騰しているようです。 三味線には「さわり」という機能があります。1の糸を振動させて響かせる機能です。「さわり」には「山さわり」と「東さわり」の2種類があります。「山さわり」に比べて「東さわり」の方が響きが強いです。「東さわり」は津軽三味線には欠かせない機能です。山さわりの三味線は、上駒が1の糸の部分だけありません。よく「欠けてる」と勘違いして無理矢理2の糸側に寄せている人がいますが、そうではありませんので気をつけましょう。
一方、東さわりは響き方を自分で調整できます。後ろ側についているネジで高さを調整します。解放の音を出しながら、ちょっとずつ高さを変えて自分が一番好きな響きのところで止めましょう。 胴には、丸打胴(まるうちどう)と綾杉胴(あやすぎどう)の2種類があります。
丸打胴は胴の内側が丸打胴は丸くなっており、通常の三味線はこちらです。 胴の内側がギザギザになっているいるのが綾杉胴で、音色が良くなります。 『細棹』『中棹』『太棹』 の見分け方は簡単です。まず、胴と棹の付け根の形を見ます。
棹の付け根の部分は以下のようになっています。 これだけでもわかるんですが、念のため棹の太さも測ってみます。棹の太さは、棹の上部(乳袋の下)をはかります。 では、今度は 『材質』 を調べます。これはちょっと難しいかもしれません。 『紅木』が一番高級品で、一番響きがいいです。次に『紫檀』、『花梨』の順です。 見分け方は、 「色」 です。以下の表をご覧ください。 <正寸と短棹>三味線には棹が通常より短い『短棹』があります(2寸:6.6センチ )。高音で民謡を演奏する場合に使用しますが、短い分手の小さい人やお子様にもおススメしています。詳しくまとめましたので、こちらをご覧ください。
『細棹』『中棹』『太棹』 の見分け方は簡単です。まず、胴と棹の付け根の形を見ます。
棹の付け根の部分は以下のようになっています。 これだけでもわかるんですが、念のため棹の太さも測ってみます。棹の太さは、棹の上部(乳袋の下)をはかります。 では、今度は 『材質』 を調べます。これはちょっと難しいかもしれません。 『紅木』が一番高級品で、一番響きがいいです。次に『紫檀』、『花梨』の順です。 見分け方は、 「色」 です。以下の表をご覧ください。 |